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第5回 メールのやり取りについて考える

さっそく、今日から集客力アップの実践に入っていきたい。私がいま試していることを、ここで披露し、検証して次につなげていこうと思う。

ここでもう一度、あの考えを振り返ろう。

人と人、人とモノ。いずれの間にコミュニケーションが発生するとき、そのすべてが宣伝や広告になる

毎日の生活を振り返ってみよう。オレは引きこもりだ、仕事ばかりで帰ったら深夜2時。他人はおろか、家族とすら会話していない。そんなあなたでも、毎日(掲示板の書き込みやmixiへのログインなども含めて)誰かしらと何らかのコミュニケーションをはずだ。そこにこそ、宣伝・広告のチャンスが広がっている。


【無駄にメールを送っていないか振り返る】

私が仕事でメールを使うようになってから、まず気がついたのが、企業の多くがメールの署名機能を活用していることだった。機能というと、大げさに聞こえるかもしれない。たんに、メール本文の後に、会社名、部署名、名前、電話、メールアドレスを追記するだけだが。この署名機能を活用すれば、自前のサイトへの集客に巧くつなげることができる。

では、みなさんはメールを相手に送信する時、署名をどのように書いているだろうか。いま私のメーラーを開いて、どんな署名が届いているか探ってみた。


==【A社S氏の署名】=====================

鈴木様

お世話になっております。
×××××社の○○○です。

  ・
  ・
(本文)
  ・
  ・

以上、よろしくお願いします。

**********************************
株式会社 ×××××
××××××××××部
×××セクション
〒000-000 ○○県○○市○○
□□□ □□
E-Mail: xxxxxxx@xxxxx.co.jp
TEL:(000)000-0000 FAX:(000)000-0000
**********************************
====================================

もう1社、ためしに署名を見てみよう。

==【B社O氏の署名】=====================

鈴木さん

お疲れさまです。
○○です。

  ・
  ・
(本文)
  ・
  ・

以上、よろしくお願いします。

-----------------------------------------------------
××××××株式会社
企画制作本部 ディレクター
○○ ○○(XXXXX XXXX)
e-mail:xxxxxxx@xxxxxxx.com
〒000-0000 ■■区■■0丁目0番地0号 ■■■ビル7階
tel :03-0000-0000 fax :00-0000-0000
--------------------------http://www.xxxxxxxxxx.com

====================================

人によっては、署名を入れずに、メールの本文の最後に名前を入れるだけの人もいる。場合によっては、名前も入れないで本文だけの人もいる。特に友人同士のやり取りなら、いちいち名前など入れる必要などないと思うのも当然だろう。しかし、なんともったいないことか。

仕事でほとんど毎日見るのがメールである。しかも、Outlookやサンダーバードなど最近のメールソフトは、相手からメールが届いたらご丁寧にデスクトップにアラートをならしてくれるのだ。もうここまで書いたら、頭のいい皆さんならさっしがつくはず。そう、メール=集客。この署名にあなたのサイトのPRを入れるのである。

さっそく、上の2社を集客につながる署名に修正してみよう。A社S氏は取引先の相手だろう。なので、このような署名にしてみたらどうだろうか。

==【A社S氏の署名(修正版)】=================

鈴木様

お世話になっております。
最近、ブログを始めた×××××社の○○○です。
http://syukyakublog.blog56.fc2.com/

  ・
  ・
(本文)
  ・
  ・

以上、よろしくお願いします。

**********************************
▼魂がほとばしるほど熱いブログ▼
http://syukyakublog.blog56.fc2.com/
**********************************
株式会社 ×××××
××××××××××部
×××セクション
〒000-000 ○○県○○市○○
□□□ □□
E-Mail: xxxxxxx@xxxxx.co.jp
TEL:(000)000-0000 FAX:(000)000-0000
**********************************
====================================

B社O氏は、社員同士のやりとりなので、私ならこう書く。

==【B社O氏の署名(修正版)】===============

鈴木さん

お疲れさまです。
昨日、深夜2時半までブログ(http://syukyakublog.blog56.fc2.com/)を更新して
会社に遅刻しそうになった○○です。

  ・
  ・
(本文)
  ・
  ・

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最後まで読んでくれてありがとう=>http://syukyakublog.blog56.fc2.com/
クリックをお願いします=>http://syukyakublog.blog56.fc2.com/

以上、よろしくお願いします。

-----------------------------------------------------
××××××株式会社
企画制作本部 ディレクター
○○ ○○(XXXXX XXXX)
e-mail:xxxxxxx@xxxxxxx.com
〒000-0000 ■■区■■0丁目0番地0号 ■■■ビル7階
tel :03-0000-0000 fax :00-0000-0000
--------------------------http://www.xxxxxxxxxx.com
え?あの人も感動?20世紀少年の批評をアップ
http://syukyakublog.blog56.fc2.com/
====================================

ポイントは、さりげなくあなたのブログをPRすること。そしてブログのURLの上にはキャッチコピーをかならず入れよう(その理由と、注目されるキャッチコピーの書き方については、いずれ更新します)。

もちろん、上2つの署名は企業間のメールのやりとり用である。知り合い同士のメールであれば、もっと簡略化したPRでもいいだろう。携帯メール同士であれば、パケット代も考慮してPRも手短にした方が、相手にも喜ばれる。


【PR署名を入れ始めると、人とのコミュニケーションが好きになる】

たとえば携帯へ友人からメールが来たときの、これまでの私の反応はこうだった。

「あー返事すんのめんどくせー」
「用事があるなら、電話してこいよ」
「携帯メールだぁ?オレは女子高生じゃねーんだっつーの」

だが、署名に我がサイトのPRを入れるようになってからというもの、相手からメールが来るのがとても楽しみになった。なにせ、返事=PR=広告・宣伝になるのだ。たとえば、知り合いが私のメールを他人の第三者へ転送してくれた日など、もう感謝!感謝!感謝!である。この署名でのやりとりによって、どれくらいの集客が見込まれるか。

メールのやり取り者数のうち8割がURLをクリックすると仮定。メールをやり取りした人の数が1日あたり50人と見積った場合

・50人/1日×8割=40人/1日

これを1ヶ月続けたら、なんと約1200人の集客につながるのだ。

ま、実際は1ヶ月のほとんどが同じ人とのメールのやり取りになるだろうからここまでの集客は難しいだろうけど。

下に署名の参考デザインをリンクしました。ぜひ、今日から、いやたった今からでも、あなたのメールの署名を見直し、集客につなげてください。

メールの署名テンプレート
メールサインコレクション
署名WEB
署名の設定の仕方


以下、次回へつづく。


==========
次回以降の更新予告
==========
第6回 : 2月10日更新予定 メール集客、絶対にやってはいけないこと(仮)
第7回 : 2月12日更新予定 吉牛:時給800円/Blog:時給0円 モチベーションを高めるには(仮)
第8回 : 2月13日更新予定 お母さんを活用しよう(仮)
第9回 : 2月16日更新予定 NHKスペシャル沸騰都市のサイトから得た集客イノベーション(仮)
第10回 : 2月17日更新予定 アクセス数の現状報告と検証(仮)
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ハードボイルドとクラシカルなコミカルとの幸福な結婚。北方領土の片隅でストラヴェンスキーの孫娘に育てられたお前が、ネット上でこんなホームページを創造していようとは!20歳のボクちゃんには少々刺激が強すぎるきらいがあるが、それでもけっこう! このホームページは、人生を豊かにしてくれる史上稀にみるコンテンツである。

信長くんにもぜひ読ませてやりたかった

このブログを読むたびに、私は一人の人物を思い出してしまう。その人物とは、本能寺で無念の死を遂げた織田信長、その人である。もし彼が生きていてこのブログを読んでいたとしたら、楽市楽座はもっとグローバルに展開し、チューリップバブルに匹敵する、ちょんまげバブルが起こっていたかもしれない。そんなことを夢想させてくれる、このブログに幸あれ!

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最近、我が家にはイタ電が多い。頭にきたので、電話を爆弾で破壊しました。集客対策、がんばってください。

ありがとうございます

彼氏にふられて涙で落ち込んでいる時に、このブログに出会いました。もう大丈夫! あしたもがんばれそうです。男の目線をたくさん集客できるよう、私もがんばります。鈴木さんも頑張ってください。
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プロフィール

鈴木 浩行

Author:鈴木 浩行
個人でアフィリエイトブログを立ち上げたものの、SEO対策をやりすぎて、しょっぱなにグーグル八分をくらってしまいました。いまは検索にも復活しているようですが、それを機に、検索エンジンにたよらない集客方法はないか探るようになりました。現在も継続中です。データをしめしながら、集客について模索していきたいと思います。

【略歴】
出版社に憧れ文学部に入学。大学時代は失われた10年ど真ん中。超氷河期で求人広告激減の中、集英社・講談社・角川・秋田書店・小学館・朝日新聞・読売新聞など大手マスメディアの就職試験を受けるも、ことごとく惨敗。当時、まだインターネットがようやく大学で出来るようになり始めたばかりで、「ネット?こんなのビジネスになんねーよ」と豪語し、出版社にこだわりつづけ、作文と面接で某編集プロダクションに入社。今はなき雑誌を、3日間で睡眠時間4時間、3ヶ月休み無しで制作。激務の下積み生活で己を鍛え上げる。雑誌廃刊とともに、「これからの時代はネットだ!」とITの世界へ転向。広告制作、WEBサイト構築、企画立案、営業など。あるときは、ネットショップのノウハウをゴーストライターとなりうんちく垂れ流し。あるときは、クライアントとシステム設計者の間に挟まれ「待て待て待て」と調整役となり。ある時は某アプリ構築のため、画像を明日の朝までに5600個切り出したり。実務もかねながら、7年以上ネットの世界に関わり続ける。今現在は、見出しの付け方からお客の惹き付け方、商品の紹介方法など、これまで培ってきたノウハウを活かし企業サポートを展開。「スズッチの言うことを聞いていれば間違いない」と企業からの信頼は厚い。

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