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第25回 SEOは、なんだかんだ言って地味にコツコツが一番ベスト?

昨日、週3回、SEO対策の件で出向している会社の担当者さま2名から、電話が入った。

「鈴木さん、何をしたのですか?! いまヤフーで検索したら、驚きましたよ! うちのサイトが3番目じゃないですか!」

特に驚くべきことは、一切何もしていない。ここ2ヶ月間ほど、地味にコツコツとSEO対策を行なっていただけである。その結果が、某業界のビッグワードで順位を引き上げたのだろう。ただ、検索エンジンの表示結果はアルゴリズムの変動で天国から一気に地獄へと落とされるものである。今が3位だといって、少し気を緩めれば、順位は下がっていくだろう。しばらくは、引き続きSEO対策を続けていくつもりである。

何よりも私が達成感を感じたのが、業界においてあらゆる強豪がひしめくビッグワードであり、かつ順位の前後にはテレビCMや雑誌広告などを打っている企業がずらりと並んでいる中での3位である。おそらく企業名を挙げれば、誰しもが聞いたことある企業ばかりだろう。そんな中で、3位に来れたのが喜ばしい。そして予算をかけず(当方の人件費のみ)でここまで押し上げたことが、やればできるのだなと改めて痛感させられた。ベトナムのことわざにある「アリは像をも倒す」である。


いったいどんな対策をしたのか?

本件の条件は、お金をかけない(当方の人件費のみ)で行なってほしいとの要望である。なので、当たり前だがリンクを買うという行為は一切行なっていない。もちろん、隠しリンクや、フォントサイズ0、背景と文字色を同化などのスパム行為も一切手をつけていないし、そんなことをする理由などない(いまどきそんな時代遅れの行為をしている人はいないだろう)。

私が行なったのは、ただ1点、良質な外部リンクを増やす、これである。もちろん、サイトのインデックスをしっかりとさせることや、ソースの記述をいじった箇所もあった。ただ、ソースの記述についていえば、現状のサイトがtableの入れ子しまくりだったのですべてCSSで直すのは時間と手間がかかるため、そのままにし、必要最低限の箇所のみの修正にした。よく言われるh1タグ、h2タグ等に関しては、本件のサイトでは、正直にいうとあまり対策をしていないし、数年前ならともかく、今現在、H1タグH2タグにしたから検索エンジンの上位にくるというのは、妄信しすぎである。個人的な感想だが、あくまでもh1やh2タグは、cssでコーディングする際、記述を簡素化できるので便利なくらいに留めておくのがいいだろう(ま、やったことにこしたことはないが、あまりそれだけで効果があると思わないように)。

ある人によっては、「良質な外部リンク? ブログをたくさん作ることだろ? そんなのオレでもやってるよ」と思う人もいるだろう。では、そのブログは検索エンジンで検索した時、上位に来ていますか? ユーザが見た時に、なるほどと思わせる内容になっていますか?

もちろん、ブログとは違うやり方で外部リンクを増やしてもいる。これについては、まだ広く浸透していない方法なので、ここでお伝えすることはできない。私はこれを閃いたとき、ネットの世界が初めて開かれたオープンな世界なんだと痛烈に実感した。少し考えれば誰でも閃くことだろう。頭のいい皆さんのことだから、きっと私などよりももっと効果的な方法を見つけられるはずである。


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次回以降の更新予告
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第27回:5月25日更新予定 アメブロのアクセス解析と、WEBサイトの未来(仮)
第28回:6月1日更新予定 新たに発見!口コミ効果を最大限にする震源地手法とは?(仮)
第29回:6月8日更新予定 集客のために街へ出よう!(仮)

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プロフィール

鈴木 浩行

Author:鈴木 浩行
個人でアフィリエイトブログを立ち上げたものの、SEO対策をやりすぎて、しょっぱなにグーグル八分をくらってしまいました。いまは検索にも復活しているようですが、それを機に、検索エンジンにたよらない集客方法はないか探るようになりました。現在も継続中です。データをしめしながら、集客について模索していきたいと思います。

【略歴】
出版社に憧れ文学部に入学。大学時代は失われた10年ど真ん中。超氷河期で求人広告激減の中、集英社・講談社・角川・秋田書店・小学館・朝日新聞・読売新聞など大手マスメディアの就職試験を受けるも、ことごとく惨敗。当時、まだインターネットがようやく大学で出来るようになり始めたばかりで、「ネット?こんなのビジネスになんねーよ」と豪語し、出版社にこだわりつづけ、作文と面接で某編集プロダクションに入社。今はなき雑誌を、3日間で睡眠時間4時間、3ヶ月休み無しで制作。激務の下積み生活で己を鍛え上げる。雑誌廃刊とともに、「これからの時代はネットだ!」とITの世界へ転向。広告制作、WEBサイト構築、企画立案、営業など。あるときは、ネットショップのノウハウをゴーストライターとなりうんちく垂れ流し。あるときは、クライアントとシステム設計者の間に挟まれ「待て待て待て」と調整役となり。ある時は某アプリ構築のため、画像を明日の朝までに5600個切り出したり。実務もかねながら、7年以上ネットの世界に関わり続ける。今現在は、見出しの付け方からお客の惹き付け方、商品の紹介方法など、これまで培ってきたノウハウを活かし企業サポートを展開。「スズッチの言うことを聞いていれば間違いない」と企業からの信頼は厚い。

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