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第21回 外部自作リンク、質を取るか量を取るか

以前にも書いたが、あれだけSEOは時代遅れと言っておきながら、いまいくつかのサイトのSEOを頼まれ作業を行っている。その中で、いくつか気がついたことがあるので、参考までにここに記しておきたい。


Googleは質、Yahooは量

外部リンク数を増やすやり方はいくつかあって、そのうちの1つはブログを自作自演で量産することだろう。yahooブログや、FC2、アメブロ、Seesaa、goo、livedoor、はてな・・・無料ブログを挙げればきりがない。一覧で掲載しているサイトがあったので、全部知りたい人はこちらをザッと眺めればよいだろう。

無用ブログ一覧

多くの人と同様、私もSEO対策として無料ブログをたくさん作って、片っ端から記事をアップしまくっていたわけだが。途中で、あることに気がついた。ヤフーは自作自演のブログでも外部リンクとしてカウントしていたが、Googleの場合、いくらブログを量産したとしても、その中身が伴っていないブログだと、そのブログ自体がインデックスされていても外部リンク先としては評価されないということである。


ドメインの歴史が古ければよいのか?

以前、IPアドレス分散型SEOで、外部リンク7つだけで、あるビッグキーワードで1位になっているサイトがあると書いた。その外部リンク先のサイトをみると、いずれもドメインの歴史がそれなりにあるサイトだった。たしかに、外部リンク先のサイトの評価として、Googleはドメインの歴史もカウントしているのだろう。

しかし、評価されるのはそれだけではない。

というのも、今回、私があるサイトのSEO用として立ち上げたブログが、2週間弱でGoogle検索で約 460,000 件中4位に浮上。このキーワードは、検索時の他のキーワードとして表示されるものである。そして、Googleが外部リンク先のサイトの質を問うていることの証明として、私の作ったその外部リンク用のブログのうち、その2週間弱で検索上位に来たブログだけが、外部リンクとしてカウントされていたということだ。もちろん、ほかのブログはほとんど量産するためだけの内容に等しいから、この結果は予想通りといえば予想通りである。


どうすれば、あなたのブログがGoogleから評価してもらえるか

つまりどういうことかというと、中身のないただ量産しただけのサイトは評価に値しないという、ごくごく当たり前のことを検索エンジンは行なっているに過ぎないだけである。ただし、ただし!である。

こうはいっても、空っぽの記事ばかりで、ただ無駄にページ数を量産し、外部リンクだけはたくさんあるサイトもある。そして、そういうサイトも評価されてしまっていることも、また事実である。これは、人の手を使ってではなく、自動で処理を入れているから、その盲点をついた偽装行為であることは言うまでもない。

だからといって、皆さんも、同じことをやればよいかと言えば、それは断じて違う。いずれ、中身のないサイトは検索エンジンからは淘汰されていき、質のあるサイトが上位にくることは検索エンジンのサービス向上のためにも、何年経とうがこれは変わらない真実であるからだ。

であるならば、立ち上げたばかりのブログを、Googleにどうすれば評価してもらえるのか。


もう頭のいい皆さんならお分かりのはず。そうです。そういうことです。



以下、次回につづく。


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次回以降の更新予告
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第21回:5月18日更新予定 アメブロのアクセス解析と、WEBサイトの未来(仮)
第22回:5月25日更新予定 新たに発見!口コミ効果を最大限にする震源地手法とは?(仮)
第23回:6月1日更新予定 集客のために街へ出よう!(仮)
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プロフィール

鈴木 浩行

Author:鈴木 浩行
個人でアフィリエイトブログを立ち上げたものの、SEO対策をやりすぎて、しょっぱなにグーグル八分をくらってしまいました。いまは検索にも復活しているようですが、それを機に、検索エンジンにたよらない集客方法はないか探るようになりました。現在も継続中です。データをしめしながら、集客について模索していきたいと思います。

【略歴】
出版社に憧れ文学部に入学。大学時代は失われた10年ど真ん中。超氷河期で求人広告激減の中、集英社・講談社・角川・秋田書店・小学館・朝日新聞・読売新聞など大手マスメディアの就職試験を受けるも、ことごとく惨敗。当時、まだインターネットがようやく大学で出来るようになり始めたばかりで、「ネット?こんなのビジネスになんねーよ」と豪語し、出版社にこだわりつづけ、作文と面接で某編集プロダクションに入社。今はなき雑誌を、3日間で睡眠時間4時間、3ヶ月休み無しで制作。激務の下積み生活で己を鍛え上げる。雑誌廃刊とともに、「これからの時代はネットだ!」とITの世界へ転向。広告制作、WEBサイト構築、企画立案、営業など。あるときは、ネットショップのノウハウをゴーストライターとなりうんちく垂れ流し。あるときは、クライアントとシステム設計者の間に挟まれ「待て待て待て」と調整役となり。ある時は某アプリ構築のため、画像を明日の朝までに5600個切り出したり。実務もかねながら、7年以上ネットの世界に関わり続ける。今現在は、見出しの付け方からお客の惹き付け方、商品の紹介方法など、これまで培ってきたノウハウを活かし企業サポートを展開。「スズッチの言うことを聞いていれば間違いない」と企業からの信頼は厚い。

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