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第20回 サイトオープン1週間でYahoo2位!?

なんとも皮肉なことに、あれだけSEOなんて時代遅れといっておきながら、ある企業に頼まれてSEO対策をしている。そのサイトは、まだ立ち上げて時間が経過しておらず、かつビッグワードで上位にきたいとのこと。さらに、このご時世だからこそのアレで、予算は一切かけたくないという。本当なら、専門の業者さんに頼んで対策を打った方が早いような気もしているが、以前行なっていた業者は、やっているのかやっていないのかよくわからず、ただランニングコストだけを取られていたらしい。それもあって、SEO業者に不審の念を抱いているようだ。

当方はSEO専門ではないが、どうにか要望に応えたく、週3常駐で某社へ出向いて、いろいろとサイトの改善や修正、外部リンクや社員教育などを行なっている。

で、先日、ちょっと既存のサイトの方を修正した。動的ページの箇所をみると、これでは検索エンジンにもやさしくないと思ったので、ほんの少しだけいじくらせてもらった。するとどうだろう。Yahooでなんと、あるキーワードで2位にくるようになった。


【検索エンジンの立場を考えれば対策も見えてくる】

複数の企業の話を聞くと、いずれもSEO業者に不満の声を漏らしていた。曰く、アルゴリズムが変わったから、別途見積もりで対策してほしいと都度要請がくる。曰く、高いお金を払っているのに順位が上がらす、その責任を問うと、SEO対策はいうなれば保険と一緒でやらないと落ちるがやっても上がる保証は確証できない。などなど言われているようである。

たしかに、業者のいうことも間違ってはないし、企業さんの気持ちも痛いほど理解できる。定石通りの対策を打って順調に順位が上がっていたのに、ある日突然圏外に落ちてしまったなんてことも、普通にあるのがSEOの世界だ。やってもやっても、またSEO対策をやらなければならない、そんないたちごっこの世界になっている。

しかし、専門でない私がいうのもなんだが、検索エンジンが上位に表示させたいページはいったい何か? そもそも検索エンジンとはユーザーにとってどんなサービスなのか? そして、検索エンジン自体のクオリティが高いということはどういうことをさすのか? この根本さえ抑えておけば、SEO対策もぶれずに行えるはずである。

私が動的ページにちょっとした修正をほどこしたのも、そうすることが検索エンジンにもやさしく、かつユーザーにとってもわかりやすくなるだろうと思ったからである。そして、その要望に応える形で順位が上に来た。


【検索エンジンで上位に来ることが、集客のすべてではない】

ここで、再度集客に付いておさえておきたい。サイトをオープンしたら、決まって出てくるのがSEOだが、しかしSEO=集客ではない。SEOは、あくまでも集客力を高めるためのひとつの入り口でしかない。

先日私は、mixiを使った集客方法を紹介したが、サイトによっては他の方法がピッタリというやり方もあるだろう。私は土曜日、あるサイトの集客を高めるために、街へ出てサイトのURLを記したビラ(もちろんこのビラにも細工はしてある)を1000枚ほど配った。場合によってはネットで、場合によってはネット以外で、場合によっては他の媒体を使用して。そのサイトに適したやり方を模索し、いろいろと手段を講じることが、集客力を高める大きなポイントである。


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次回以降の更新予告
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第22回:4月20日更新予定 新たに発見!口コミ効果を最大限にする震源地手法とは?(仮)
第23回:4月27日更新予定 集客のために街へ出よう!(仮)
第24回:5月1日更新予定 かってにポータルサイト?寝ていても検索エンジンがどんどんインデックスにやってくる方法(仮)
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プロフィール

鈴木 浩行

Author:鈴木 浩行
個人でアフィリエイトブログを立ち上げたものの、SEO対策をやりすぎて、しょっぱなにグーグル八分をくらってしまいました。いまは検索にも復活しているようですが、それを機に、検索エンジンにたよらない集客方法はないか探るようになりました。現在も継続中です。データをしめしながら、集客について模索していきたいと思います。

【略歴】
出版社に憧れ文学部に入学。大学時代は失われた10年ど真ん中。超氷河期で求人広告激減の中、集英社・講談社・角川・秋田書店・小学館・朝日新聞・読売新聞など大手マスメディアの就職試験を受けるも、ことごとく惨敗。当時、まだインターネットがようやく大学で出来るようになり始めたばかりで、「ネット?こんなのビジネスになんねーよ」と豪語し、出版社にこだわりつづけ、作文と面接で某編集プロダクションに入社。今はなき雑誌を、3日間で睡眠時間4時間、3ヶ月休み無しで制作。激務の下積み生活で己を鍛え上げる。雑誌廃刊とともに、「これからの時代はネットだ!」とITの世界へ転向。広告制作、WEBサイト構築、企画立案、営業など。あるときは、ネットショップのノウハウをゴーストライターとなりうんちく垂れ流し。あるときは、クライアントとシステム設計者の間に挟まれ「待て待て待て」と調整役となり。ある時は某アプリ構築のため、画像を明日の朝までに5600個切り出したり。実務もかねながら、7年以上ネットの世界に関わり続ける。今現在は、見出しの付け方からお客の惹き付け方、商品の紹介方法など、これまで培ってきたノウハウを活かし企業サポートを展開。「スズッチの言うことを聞いていれば間違いない」と企業からの信頼は厚い。

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