第11回 検索エンジンの「他のキーワード」「関連検索ワード」について考える
【他のキーワード/関連検索ワードとは】
最近、ちょっと話題になっているおもしろい(といったら失礼だが)検索結果を見てもらいたい。上がGoogleで下がYahooでの検索結果である。


奥谷禮子氏については、wikiを参照すればいいだろう。ここでは、いずれの検索結果にも表示されている関連キーワードにぜひ注目してほしい。
たとえば、検索入力を保管する機能での結果。これを見ても、当然、ユーザーが絞り込み検索での入れた複数キーワードが、この関連ワードに影響していることは言うまでもない。
■Google検索入力保管機能での結果

■Yahoo検索入力補完機能での結果

【企業が取り組む逆SEOとは?】
以前、某企業様から検索結果について2つ相談を受けたことがある。
(1)検索結果の上位に2chあるいはネガティブ情報が表示される件
(2)検索結果に出る関連キーワードに社名とネガティブワードが組み合わさる件
オーバーチュアで働いていた某氏にさっそく連絡し、この件を相談。そのとき、私は初めて「逆SEO」という言葉を聞いた。SEOといえば普通、自社サイトを上位にもってくる対策だが、逆SEOとはその名の通り、ネガティブ情報が記されたサイトを上位にこないようにする対策のことである。特に、2chでのスレッドやニュース記事などでナーバスになっている企業様は多いようだ。
そこで私は、逆SEO対策を専門で行なっている制作会社へ2社連絡。見積もりと内容について話を聞いた。その会社によると、効果が出るまで約3ヶ月〜で、概算で300万〜とのことでだった。詳細は語らずであったが、どうやら外部サイトを作り、外部からのリンク攻めで他のコンテンツを上に持ってくるようなことを話していた。
【関連キーワードは操作できるのか?】
しかしである。ある人は、こう思うだろう。関連キーワードにSEOを仕込み、ビッグワードの関連に自社サイトが表示されればアクセス数も急上昇するはずだ、と。そこで思いつくのが、下のリンクである。
Google=>http://www.google.co.jp/search?q=%E9%9B%86%E5%AE%A2%E3%80%80%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%B5%A9%E8%A1%8C
Yahoo=>http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E9%9B%86%E5%AE%A2%E3%80%80%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%B5%A9%E8%A1%8C
つまり「集客」と言うワードに対して、私の名前を関連づけを行ってみた。今現在「集客」で検索をすると、平賀正彦氏のサイト(※本人とは面識はございません)が表示される。そこに私が割って入ろうとする仕掛けだ。
だが、である。SEOを専門で行なわれている方、同業者が先ほどのリンクを見たら、もしかしたら平賀正彦氏も含めて(※本人とは面識はございません)の感情を逆撫でし、てめーふざけんじゃねーとばかりに、即効で2chのスレに次のようなリンクを貼付けられたらどうだろう。
Google=>http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E9%9B%86%E5%AE%A2+%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%B5%A9%E8%A1%8C+%E6%AD%BB%E3%81%AD&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&meta=lr%3D&aq=f
Yahoo=>http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E9%9B%86%E5%AE%A2+%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%B5%A9%E8%A1%8C+%E6%AD%BB%E3%81%AD&ei=UTF-8&x=wrt
数週間後、ある企業様が仕事をお願いする前に「鈴木浩行」とはどんな人物かを調べようとしたとき、どうだろうか。「鈴木浩行 死ね」「鈴木浩行 八百長」「鈴木浩行 インチキ」「鈴木浩行 でっち上げ」などの関連キーワードが並び、工数1ヶ月で1億円の案件が決まっていたものの、1分後に電話がかかってきて「鈴木君、今回の件、白紙にしたい」と言われるに違いない。
【関連キーワードはどこまで規制できるのか?】
つぎのリンクを見てほしい。Yahooが告知している「関連検索ワード」に関する注意である。
Yahooウェブ検索ヘルプ
特に最後の文。こう書いてある。
人為的な操作についての警告である。しかしだ。よく企業ポスターで、次のようなデザインを見かけることがある。
[ビッグワード ○○社名] 検索
[キーワード ○○社名] 検索
また、私生活で検索する際に、ピンポイントでそのサイトに行きたい時などは、普通にビッグワード+社名を入れることはよくあることだ。特に企業が広告を打つ場合、自社サイトへの集客効果も含まれるから、確実に検索エンジンからの集客を見込まれる方法をとる。
もし仮に予算を無限大にもらい、このサイトの広告を打ってよいなら私ならこうする(広告関連法案はここでは無視)。

「SEO」だけではもちろん当サイトが上位に来るわけなどない。だからこそ、複数キーワードで当サイトを上位にもってこさせる。これは、YahooでいうところのSEOのためのスパム対象になるのだろうか? 1枚もののポスターでもいい。中央線の車内に貼れば、1日あたり100万人以上の人が目にする。
参考=>JR東日本
うち1割が広告を見て検索をかけたとしても10万人。
もしYahooから、「あなたのポスターはスパムです!」と言われたら、私はさらっとこう答えるだろう。
「『SEO』だけでは当社のサイトは上位に来ない。「鈴木浩行」だけだと埼玉県麺業青年会会長というまったくの第三者が上位にきてしまう。ユーザーに当社サイトを見てもらうのは「SEO 鈴木浩行」で検索してもらうのが、一番確実な方法だから入れた。その方がユーザーにもメリットがある」
と。
つまり、結論。何がいいたいかというと、関連キーワードを使ったSEO対策は、集客効果は高い。場合によってはユーザーにその企業をピンポイントで印象づけることもできる。だからこそ、積極的に活用したい。しかし、その方法は、非常に今、グレーゾーンにあるということだ。
参考=>「続きはウェブで!」の最強キーワードを探せ! その1
以下、次回へつづく。
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次回以降の更新予告
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第12回 : 2月23日更新予定 [○○]で検索/続きはWEBで、を広告費ゼロで実現する方法(仮)
第12回 : 2月25日更新予定 あなたのコピーセンスで集客が2倍になる(仮)
第13回 : 3月2日更新予定 グーグル八分中、それでもアクセスが落ちないわけ(仮)




